ひびきプロジェクト
耳を澄ますとき
自分の中に深く深く入っていくことと
広い宇宙へと繋がっていくことが
ひとつになる
シュタイナー音楽療法に使われる
療法楽器(ひびきの楽器)による即興演奏は
人間の心と体、その本質と
音楽との関係を洞察するという意味で
私の音楽観の基礎を作り上げた学びでした
いつの日か、これらの楽器と
私の楽器である二十五絃箏とを
同じ土俵の上で一緒に音を奏で
そこで何ができるのか研究してみたい
そう思うようになりました
満を持して、その取り組みが
真正面からできるようになったこのプロジェクトは
人間、宇宙、響き、日本の音、間、などをテーマに
「聴く」ということが
単に耳で聴く行為を越え
身体と心を持つ存在全体で聴くことができること
魂で聴くこと、魂が響くこと
そしてそこで、宇宙の中で人が
響く存在であることを知ること
そこに、人間が最も大切な
自分の中心を見いだすことができる
行為であるという
その重要性を真摯に受け止めつつ
即興音楽の作品作りに取り組んでいます
2023年12月22日
東京小金井の宮地ホールにて行われる
「クリスマス会議100周年記念イベント」にて
初公開予定(詳細未定)
このプロジェクトの拠点となる場所であり
私が長く学びを深めてきた場所でもある
アウディオペーデ(「聴覚教育」という意味)の
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